ハイマツの海を泳ぐ|オカベ ベイコ|ライター
夏シーズンの山小屋生活も気づけば今年で3年目になる。 怒涛の看護師生活に限界を感じ、人生の息抜きのつもりで応募した山小屋アルバイト。はじめは1年だけのつもりだったのになぜだか毎年来てしまう。 現代の尺度で小屋生活をみてみたらものすごく不便だと思う。 水だって限りがあるし、蛇口からお湯なんて出ない。 お風呂に行くのに長靴を履いて傘を差すし、手は乾燥して指はカチコチ。 昨日の雨で女部屋は盛大に雨漏りして、今もバケツが設置してある。 でも不便だからこそ普段は気づかない小さなところに喜びがあったりして 意外とこころは豊かな生活を送れている。 先日延々とハイマツを漕ぎながら「ああもう休憩
https://note.com/iwashi_oishii/n/n1a8f154d2c01?sub_rt=share_sb