【後編】『大那 蜂龍舎』、銀座フレンチとの饗宴 ― 究極の食中酒が拓く日本酒の新たな扉|関友美 / 日本酒ライター
栃木の人気銘柄「大那」を醸す菊の里酒造が、20年の節目に挑んだ最高峰ブランド『大那 蜂龍舎』。その誕生の物語は【前編】でお届けした。 蔵の歴史と哲学、そして最高の米が一体となり生まれたこの一本。そのお披露目の舞台として選ばれたのは、意外にも銀座のフレンチレストランであった。なぜ和食ではなくフレンチだったのか。7月26日、クラウドファンディング支援者が集った特別な饗宴で、日本酒の新たな可能性が示されたのである。 前編はコチラから▼(菊の里酒造について)
なぜ、フレンチだったのか 「大那」の造り手、阿久津 信氏が常に掲げる哲学は、『食事とともにある酒』である。 現代では「寿司
https://note.com/sekitomomi/n/n3587a9ebd099