『ヘイズ・コード時代』のハリウッド映画のすすめ 〜歴史を変えた名シーンの裏側〜|野風真雪(Nokaze Mayuki)
かつて、アメリカ合衆国の映画界で『ヘイズ・コード(Hays Code)』と呼ばれる、映画の表現規定があったのをご存知だろうか。 『ヘイズ・コード』(プロダクション・コードとも呼ばれる)とは、1934年にアメリカで制定された”映画製作倫理規定”のこと。映画表現におけるセックスや暴力、反社会的行為などの表現を規制することを目的としていた。 コードが効力を失った1964年というと、今から約60年前。それより前の作品はいわゆる”昔の映画”として、あまり馴染みがないと感じる人も多いかもしれない。 しかし、映画界におけるクラシックな名作「カサブランカ(1942)」や「風と共に去りぬ(1939
https://note.com/kamasemakimaki/n/n01709e2d0530