「ダニ」が教えてくれた熱中する趣味の見つけ方|Kura|note
「ちょっと布団で寝られそうにないから、部屋がきれいになったらまたくるね」 彼女と半同棲生活をはじめて8ヶ月、今まで何不自由なく過ごしてきた。このままなんとなく過ごしていれば、ずっと一緒に過ごすことになるのだろうと思っていた。その矢先、事件が起きた。この話は、目に見えない不安との戦いを通して得た「熱中」に関する人生訓である。 きっかけは、彼女が家に泊まった時、足が痒くて寝られないと言われた時である。 とても嫌な予感がした。家の掃除は割と丁寧にしている。6畳一間の部屋には、毎週ルンバが縦横無尽に走っている。部屋のフィルターというフィルターの埃も取っている。 「ふとももが痒い……」
https://note.com/crouching_6251/n/na3c4068484a6