福島の明るい姿を花で表現し、世界に届けたい
青空から、あたたかな陽ざしが降りそそぐ晩秋に、紅葉した阿武隈高地に向かって車を走らせる。美しい木々のトンネルをくぐり到着したのは、南相馬市小高区にある「hinataba-ヒナタバ-(以下、ヒナタバ)」。福島県で生まれ育った夫婦が営む、花卉農家兼お花屋さんだ。「こんにちは」そう言って、生後7カ月になる娘さんと一緒に出迎えてくれたのは、菊地沙奈さん。最初は少し緊張しているようにみえたものの、ひとたび話し始めた彼女はると、エネルギッシュでとにかく明るい。やさしい花の香りに囲まれながら、仕事や暮らし、今につながる幼少期や学生時代の経験について伺った。
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