AIエージェント時代のカスタマーサポート大革命──RightTouch×GMO VenturePartnersが切り拓く金融DXの新潮流 | FastGrow
カスタマーサポートの領域は今、大きな変革の波に直面している。従来、顧客対応は“人による対応”が当たり前だった。だが、昨今ではAIやデータ活用の進化によってその姿は変化している。たとえば、生成AIの導入による自動応答やチャットボットの普及による問い合わせ対応の自動化は大きな変化の一つだ。さらには顧客データとの統合が進みパーソナライズ化された対応が可能になったり、AIエージェントによるリアルタイムの問題解決支援が話題になったりと、その進化は止まることを知らない。その最中、カスタマーサポート領域にいち早く注目し成長を遂げてきたのが、人々の自己解決力を加速させ“負の体験”から解放すべくカスタマーサポート領域で複数のSaaSプロダクトを提供するコンパウンドスタートアップ株式会社RightTouch(以下、RightTouch)だ。同社は通信、インフラ、小売、旅行、金融など業種や業界を問わず幅広いエンタープライズ企業に対してホリゾンタルにサービスを展開。創業からわずか3年という短期間で急成長を遂げ、グローバル・ブレイン株式会社とGMO VenturePartners株式会社(以下、GMO VenturePartners)を対象とした第三者割当増資に加え、金融機関からの融資によりシリーズAラウンドで総額8億円の資金調達を実施。累計調達額は14.2億円に達した。顧客のなかには、SBI証券・auじぶん銀行といった金融機関も多数含まれている。そんな業界横断的に事業を展開するRightTouchに、GMO VenturePartnersは特に金融分野での可能性を見出し、熱い視線を送っている。ホリゾンタルなSaaS企業でありながら、金融機関のAIトランスフォーメーションをも担えるプレイヤーとして高く評価したのだ。FastGrow編集部は今回特別に、RightTouchとGMO VenturePartnersの両社に対談の機会をいただいた。今回は「カスタマーサポート×FinTech」という切り口でこの市場の可能性を余すことなくお届けする。RightTouch共同代表の長崎氏・野村氏、GMO VenturePartnersの村松氏・川野氏とともに、両社が挑む企業変革の全貌をじっくり伺っていこう。
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