業界変革へ、単なるCSだけでは不十分──「PdMばりの開発思考」と「CREとの連携」で、あるべき姿へ導くバーティカルSaaS戦略をhokanに学ぶ | FastGrow
金融領域全体がDXの波に揺らいでいる今、変化の遅れが目立つのが保険業界だ。とりわけ、「保険代理店業界」は“超”がつくほどの属人的な業務スタイルから脱却することができず、生産性は著しく低いままだ。そんな閉塞感の中、一筋の光明を見出したのが、保険代理店の業務効率化を進める『hokan®』を起点に、蔓延る業界のレガシーイメージを一新した株式会社hokanだ。これまでの記事(一記事目、二記事目)では、“逆張りの思考”を武器に、真のユーザーのペインを捉えるバーティカルSaaSの作り方や、三井物産グループとの大々的な協業を引き寄せたシリーズB15億円調達の裏側など、hokanの先進的な取り組みが明かされた。そこで、今回の取材では、“変革の現場”に強く焦点を当てていきたい。登場するのはhokanの組織の中でも“もっともユーザーに近い場所”で働く羽鳥氏と小倉氏だ。そんな両氏の視点から、導き出されたhokanの組織力の核心。それは「セールスだけでなく、CSやエンジニアも含め、全員が『泥臭くユーザーと向き合う姿勢』を徹底していること」であった。その姿勢は「ユーザーのペインに深く寄り添うべき」という言説の真の意味を体現しているようだ。ユーザーとの関わり方に悩みを抱える読者は、この事例を参考にしてほしい。
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